ホワイトニングした歯の白さは永久に続かない?その理由と対策
こんにちは。
JR吉祥寺駅から徒歩2分の歯医者さん、「吉祥寺アイ歯科」です。
「ホワイトニングを行えば永久的に白く美しい歯が手に入るのですか?」
このような疑問をおもちの患者様はよくいらっしゃいます。
残念ながらホワイトニングは一時的に白くはなりますが、永久に続くわけではないのです。
では、どうすればより白い歯を長持ちさせることができるのでしょうか?
今回のコラムでは、そんな疑問にお答えしていきます。
ホワイトニングとは、化学反応を利用した漂白の方法です。ホワイトニング薬に含まれる過酸化尿素などの成分が歯の表面の成分を分解します。
歯の表面についた黄ばみの成分を無色の物質にすることによって、元の歯の黄ばみを目立たなくさせる……そんなメカニズムで歯を白く見せているのです。
歯医者では、歯医者だからこそ実現するホワイトニング薬の濃度の濃さによって、より歯が白くなるのです。
しかしその化学変化によって短期間で得る白さは、徐々に元の状態に戻ろうと変化します。
それは、歯の表面(エナメル質)が、ミネラル分を失うことによって再石灰化を繰り返すためです。
また、日々の生活の飲食によっても歯の表面が再着色していきます。
それがホワイトニングをした後にも、後戻りしてしまう理由になります。
それでは、どうすれば歯の白さをより長く保つようにできるのでしょうか?
白さを長持ちさせるにはいくつか方法があります。
1.着色しやすい飲食、嗜好品をなるべくとらない
・コーヒー
・紅茶、お茶
・赤ワイン
・コーラなどの炭酸飲料
・タバコ
あくまで一例ですが、これらに含まれるお茶やコーヒーに含まれるタンニン、と呼ばれる色素やタバコに含まれるヤニ、は歯に着色しやすいものになります。
お好きな方もいらっしゃると思います。難しいときは、摂取する量を少なくするようにしましょう。
2.継続的なホワイトニングの実施
ホワイトニングには、歯医者で行うオフィスホワイトニングと、自宅でマウスピースを使って行うホームホワイトニングの2種類の方法があります。
オフィスホワイトニングの白さを保つ期間は個人差がありますが、約1〜3カ月、ホームホワイトニングは約1年です。
まず、歯医者でオフィスホワイトニングを行った後、自宅でホームホワイトニングを継続して行うことで、より効果を持続させることができるようになります。
3.歯医者での定期的なクリーニング
自宅でのセルフケアはもちろん、そのセルフケアでも落とせなかった歯の汚れ、着色を歯医者でのプロフェッショナルなクリーニングをすることによって、結果的に歯の白さを長持ちさせることにつながります。
以上を実践することにより、ホワイトニングの効果をより長く持続させることができるようになります。
吉祥寺アイ歯科では、健康なお口作りはもちろん、見た目の美しさにこだわった治療を行なっています。
土日も診療を行っておりますので、お口のことで気になることなどございましたら、いつでもご相談にお越しください。